2025.07.29
スタッフブログ
ロビー展示シリーズ第60弾 松本のギター文化を世界へ ディバイザー
いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
梅雨が明けたと同時に、連日熱中症警戒アラートの日本列島… 水分補給、塩分補給、適切な冷房の使用…などの呼びかけも当たり前の今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
これまでホテルブエナビスタでは、地元の伝統工芸品、アート作品、最新技術や地場企業の製品など、多彩なテーマでお客様をお迎えし、ご宿泊やご来館の皆さまに「松本らしさ」を感じていただく取り組み「ロビー展示シリーズ」を続けてきました。
そしてこのたび、松本市のギター製造会社「株式会社 ディバイザー」様のご協力により、国内外のギタリストから高い支持を集める同社のギター15点の展示が実現し、記念すべき第60回ロビー展示を迎えることができました。
ロビーに入ってまず目に入るのが、大きな松の盆栽。
この松を全面にアピールしているディスプレーは「赤松ギター」を紹介するためのブースの演出で、虫食い被害を受けた木材を再利用した持続可能な社会づくり(SDGs)の観点からも注目される作品であり、ギターを超えたメッセージ性を持っています。
株式会社ディバイザーは、1991年に松本市に設立された今や押しも押されもせぬギターメーカーのひとつとして、高い演奏性やデザイン性はもちろん、地元資源の有効活用や環境への配慮でも知られています。
さらに進むと、外は真夏だったはずなのに目に飛び込む春爛漫の桜満開のディスプレー!
一瞬季節が逆戻りしたかのような錯覚におそわれますが、こちらは国産材の桜を用いたギターを紹介するための演出です。桜ギターは、ここ松本のホテルでの展示にふさわしく、春夏秋冬の四季をモチーフにした美しいデザインが目を引きます。お客様の中には、ギターと一緒に写真を撮る姿も多く見られ、展示を楽しむ様子が伝わってきます。
- 松本のシンボルと四季が美しく融合しています…
- ヘッドの部分にも松本城が…
ちょうどこの時期はOMF(セイジオザワ松本フェスティバル)の開催時期にあたり、国内外から多くの音楽家が松本を訪れます。海外の演奏家の方々も展示されているギターに興味を示し、演奏する楽器は違えど、細部に宿る造り込みに見入る様子が印象的です。松本市は、実は日本有数のギター生産地であり、今回の展示は松本のギター文化に触れる新たなきっかけとなるとともに、地元企業の魅力を世界に発信する機会になるかもしれません。
それでは展示ギターを一気にご紹介!
- CONTINENTAL AKAMATSU'25/R CDGR-AGED
- CONTINENTAL AKAMATSU'25/R DRD-AGED
- CONTINENTAL AKAMATSU'25/R SBBD-AGED
- CONTINENTAL AKAMATSU'25/R S-BLU
- CONTINENTAL AKAMATSU'25/R ORGM-AGED
- CONTINENTAL AKAMATSU'25/R 2TS-AGED
- Headway HD-SAKURA MATSUMOTO Edition-春-/ATB
- Momose MC-SAKURA MATSUMOTO Edition-春-/E
- Headway HF-SAKURA MATSUMOTO Edition-夏-/ATB
- Momose MT-SAKURA MATSUMOTO Edition-夏-/E
- Headway HC-SAKURA MATSUMOTO Edition-秋-/ATB
- Momose MJS-SAKURA MATSUMOTO Edition-秋-/E
- Headway HD-SAKURA MATSUMOTO Edition-冬-/ATB
- Momose MJ-SAKURA MATSUMOTO Edition-冬-/E Momose MJ-FIVE-SAKURA MATSUMOTO Edition-冬-/E
これらの魅力的なギターは9月30日まで展示中です!
「楽都」松本にお出かけの際には、ぜひホテルブエナビスタのロビーにも足をお運びください。
これまでの60回の展示を振り返ると、地元の皆さまや観光客との出会い、思わぬ交流が数多く生まれました。ホテルブエナビスタは、これからもこのロビー展示シリーズを通じて、松本の魅力をさらに発信し続けていきたいと考えています。次回の展示もぜひご期待ください。